2010/09/13

US-144 MkII :Part1

新装開店一発目のちゃんとした記事は今回導入したオーディオインターフェース
TASCAM US-144 MkIIについてです。
今回のきっかけというかテーマであるMobileを満たすサイズとUSB接続方式、安価な導入コスト、4in4Outにモニターアウトがあるということでこいつにしてみました。
最後までSteinbergのCIと迷ったんだけど見た目が黒&2496まで対応してるって理由で決定しました。

オーディオインターフェース(Audio I/F)ってなんぞ?って方は別エントリーで簡単に解説しておきますのでそちらをご覧ください。
オーディオインターフェースって?

では第一回目は開封からセッティング、簡単なプレビューまでざっと紹介していこうと思います

さてこのTASCAM US-144Mk2(長いので以下144)ですが安価な入門用オーディオインターフェース(以下A I/F)としては定番の1つになっていると思います。同価格帯だと他にもRolandやYAMAHA、Steinberg等にも協業商品があります。144の特徴としては24bit96kHzに対応、ヘッドフォンモニタ端子が独立して音量調整可能、INPUTとPCの再生音量のバランスを手元で調整、ダイレクトモニタリング機能等があります。簡単なレコーディングにも対応してる感じですね。

では今回到着した商品のレビューを
とりあえず外箱はこんなかんじ *注意*今回デジカメが手元に無かったため携帯での撮影です
us144_01

付属のCubaseLEは発売当初CubaseLE4だったみたいですが手元に届いた144は最新のVer5になっていました。まだCubaseLE4が付属してる商品もあるようなのでその際はTASCAMに連絡すると交換してもらえるらしいとの話しもあります。
us144_02

開封して取りだしてみたところ実際のイメージの2倍ぐらいの大きさでした。
webで商品写真だけ見ると大きさの比較対象になる物がいっしょに写ってることは少なくて、勝手に想像でカードサイズまでは行かなくてもギターのコンパクトエフェクタークラスの大きさだと思ってました・・・
まぁよくよく考えたらXLR端子やらナンやらついてるのでそんなに小さくなるわけはないと思いましたが、第一印象はとりあえずデカイ!でした。実際は他のI/Fに比べたら小さい方だとは思います。
us144_03
マルボロと比較するとこんな感じ。厚みもマルボロの1.3倍ってところです。
端子のレイアウトは意外と使いやすく、抜き差し頻度の高い物がフロントに頻度の低い物がリアについてて各入出力のコントロールは上部に集中してる感じです。これなら足下に置いて使ったりも可能ですし、デスクの隅に置いて使う分にも支障が無い感じです。
出力端子はアナログLR、デジタルアウト(RCA)、モニター用のヘッドフォン端子
入力端子はアナログLR、マイク*2、デジタルIN(RCA)
となっております。アナログ入力はステレオ入力使用時にはLRに接続し、Guitar&Base等を接続する際にはR端子に接続後MONO入力にセレクターをあわせると可能になります。ギターのレコーディング向けの設定が出来るのでDAWでオケを作っておいてギターと歌だけは生ってのも簡単にできますね。

出力端子はアナログRCA*2とデジタルRCA*1、そしてモニタ用のヘッドフォンがあります。デジタルアウトは端子がRCAなので一般的なオーディオコンポやオンボードの光入力に使われているコアキシャル(四角や丸の端子)とは直接接続できないので注意が必要です。出力用のコントロールとしてLINE OUT、PHONES、そしてMON MIXがあります。LINEアウトはデジタルアナログ共通のマスターになってるので各OUTごとの細かい調整はDAW側になります。便利なのがMON MIXでPC側からの再生とIFに直接入力されてる音のバランスを変更することが出来ます。この際IFに入力されてる音はPCを経由せずダイレクトモニタリング出来るのでレイテンシーを気にすることなくモニタリング出来て便利です。
ただ1点注意するところがあってヘッドフォン出力から出る音はラインアウトの音そのままになります。PCDJ等でフロアへのアウトプットをアナログ端子から出力、モニタ音をヘッドフォン端子から出力といった感じのスプリットは出来ないので注意です。この場合はデジタルとアナログの2系統でフォローする形になります。

以上が基本的な仕様と特徴&注意点になりますPCとの接続は次回で説明します。

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