2010/09/13

MASCHINE :Part1

さて今回導入したシステムのコアというか目玉のご紹介です。
nativeinstrumentsMASCHINE
元々MASCHINEを購入するのは先々の予定だったんですが、webでセール対象になっているのを発見して即ポチってしまいました。当初はUS-144 MkIIとKORGのnanoシリーズでセットを組んで気軽に持ち運べる制作環境を作って遊ぼうって感じだったんですが、それを思いついたきっかけがMASCHINEを見てからでした。

このMASCHINEというのは専用のコントローラーがセットになったPCを使うMPCライクなデバイスです。
MPCってなんぞ?って方は気にせずお進みください。4行4列のパッドをメインに据えてその他コントロール可能なノブやボタンと2つのLCDディスプレイを搭載したコントローラーでサウンドトラックをガシガシ作っていく感じになります。当然外部MIDIコントローラーとしても使用でき、同社のTRACTORや他社製品でもガンガン使う事が出来ます。パッドやノブの割り当ても専用の割り当てソフトを使うことで簡単に設定することができます。

このMASCHINEの長所としてただの入力用デバイスに留まらず、専用設計されたデバイスならではの操作性や視認性、クリエイティビリティがあります。基本的にPCのモニタに写る情報は全てコントローラーに表示されます。また音作りや打ち込み、エフェクトの操作等の必要なコントロールも全てこのハードウェア上で操作することができます。モニタはなんとなく視認したいときに使う感じですね。

16個搭載されたパッドには個別にサウンドを割り当てることが出来、そのパッドを叩くことで演奏が出来ます。一般的に有名なのはドラムの各楽器をアサイン(割り当て)して演奏したり打ち込んだりする事ですね。ピアノやベース、シンセリード等の演奏に音階が必要な楽器を割り当てた場合はその音色を鍵盤のように音階で演奏するモードも搭載されています。ドラムを叩いてリズムを作ってその上に乗るベースをぱっと弾くというような作業が手元で簡単にできるのは便利です。

全体のサウンドを組み上げてプレイすると演奏されてるパターンが光で教えてくれるので見た目からも結構テンション上げ気味な動きをしてくれて非常に良い感じです。音に同期して光が動くのはやっぱり良いもんです。youtubeにデモソングを鳴らしてるときの実機動画をアップしておきました。
YouTube - NI MASCHINE Demo2

動画で光ってるパートはドラムとパーカッションのセクションです。ドラムの演奏に合わせて光っているのがわかるかと思います。これは演出として光っているわけではなく、音がなってるパートが光るのでこのままエディットして消灯すると音はならなくなります。

この光が良い仕事をするのがMASCHINEの特徴で16個のパッドは4行4列に並んでいます。ステップ入力の際にはこれが1行=1拍の1小節と扱われ16分音符刻みであれば1小節が視認出来る様になっています。そこら辺の実際にMASCHINEを使った制作過程も後々紹介していこうと思っています。

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