2010/09/13

US-144 MkII :Part2

今回は前回に引き続きUS-144のレポを書きたいと思います。
前回簡単な仕様と外観のレビューを書いたので今回はPCとの接続等について書いていきます。


144はPCとUSB2.0で繋ぐ仕様になっていて電源はUSBからのバスパワーで動作します。
PCに接続するために必要な物はUSBケーブル一本だけっていうシンプルな構成になっているのでノートPCでの使用も可能です。TASCAMのHPから最新のドライバをダウンロード後インストールしてUSBケーブルで接続するとそれだけで使用可能になります。

接続後は専用のコントロールパネルからレイテンシーやアウトプットの割り振りが可能になります。

ws000015 
アウトプットのルーティング等は出来ない簡素な作りですが必要な物は揃ってる感じです。PCの性能が高ければレイテンシーは一番低く出来ると思います。ちなみにMASCHINEでのインプットレイテンシーはSSの設定で2.6mmぐらいです。コントローラーから叩いた反応も気になるレベルじゃ無いので十分実用可能って感じですね。

 ws000020

肝心の音質の方ですが安価なUSBオーディオIFとしては十分かと思います。今までPCIタイプのしっかりしたオーディオIFしか使用したことがなく、自分としても初めてのUSBオーディオIFで昔の先入観から期待はそれほどしていなかったのですが十分実用性あるレベルだと思いました。音の印象としては透明感こそ高級機種には劣りますが必要な部分はちゃんとなる感じです。最近ではオンボードのオーディオもかなりのレベルにはなってきてると思いますが、やはりケーブル端子や内部的な作りの違いが出て来てる感じはします。このスペックと使い勝手で13,000円前後ならば十分買いかと思います。

現状ではまだオーディオ出力にしか使用していないのでレコーディングの際に録れた音はどうなるかわからないですが、近いうちに機会があったらサンプリングやギターのレコーディングをして試してみようと思います。

0 件のコメント: